【FX】テクニカル週間レポート トレードシナリオ・展望 SMC分析 2025/8/11~
- 2025.07.29
- weekly report
こんにちは。
当記事では8/11からの週間シナリオ・展望を考えていきたいと思います。
今回はUSD/JPY、EUR/USDの2つになります。
【通貨別分析】
〈USD/JPY〉

ドル円は日足レベルで見ると高値安値を切り上げる上昇トレンドの中にあり、雇用統計の影響を受けて押し目候補になるDaily FVGまで下落。
先週はそのDaily FVG上で横ばい。

4時間足でみるとレンジで動きつつも、直近ではFVGを作りながら目立つBSL(BuySideLiquidity)をスイープしてジリ下げ。
そのままFVGまで下げて15分足などの下位足でトレンドの転換を確認してから反発を狙っていくのが本命の狙い。
FVGを抜けていくと直近のSSL(SellSideLiquidity)をスイープしに行き、その過程でできたFVGなどを使ってさらに下落していくシナリオも考えられる。
〈EUR/USD〉

ユーロドルもまず日足レベルで見てみると最高値の起点となった安値のSSLをスイープしトレンド転換の含みを持たせた後、大きく上昇し押し目候補のFVGに突入。その中で十字線のような上下にひげが長いローソク足を形成した。

1時間足ではすでに1.7000のキリ番あたりから比較的大きな下げを見せており、その後も形成されたFVGを使って徐々に下げてきている(画像上〇の地点)ので基本的にはショート目線が濃厚か。
ただ日足などで分かるようにFVGを形成しながら割と強い勢いをもって上昇してきているので、三角持ち合いを上に強く抜いてくるようであれば目線の変更が必要かもしれない。
〈総括・展望〉
雇用統計の大幅な下方修正を受け、先週はその後の動きに注目だったが、ドル円は特に動きが鈍くレンジ相場の様相。非常に次が予想しづらい展開となった。
また、米国の景気減速懸念への関心も高く、来週は諸々のインフレ指標や米国小売売上高などが注目される。
さらには12日に米国CPIや15日は日本の4-6月GDPの発表も控える。
FRB人事にも関心が高くファンダ的にはドルの上値は重いか。
来週の相場で注目すべき3つのポイント:米小売売上高、NY連銀製造業景気指数、米輸入物価指数
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